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昨夜、NHKBS2で放送した、映画「男はつらいよ 寅次郎紅の花」。 2005年8月6日に第1作「男はつらいよ」を放送して以来、約1年半をかけて放送してきたが、 昨夜放送した第48作で、「男はつらいよ」シリーズの全ての放送が終了した。 BS2が、1作1作の間隔を適度に空けながら大切に放送してきたお陰で、長い間に亘って、「男はつらいよ」を堪能させていただいた。 毎回、映画の前に、作品の見どころやエピソードを紹介する3分ミニ番組「寅さん百科」を放送。 そして、映画の後では、山本晋也監督と渡辺俊雄衛星映画支配人(後半は小野文惠アナウンサーも加わる)との軽妙なトークを交えながら、その映画を振り返って余韻を楽しむコーナーを設けていた。さらに、最終回は、山田洋次監督も加わる手の入れようであった。 心憎い演出をしたNHKに謝意を表したい。 「男はつらいよ」シリーズは、喜劇ではなく、人間の感情の機微を描いた人情ドラマだ。 毎回、見終わった後にはさわやかさが残る。寅さんは、毎回失恋の痛手を受けながらも、観る人の心を暖かくさせてくれたのである。 だが、最終作品となった第48作では、寅さんとリリーさんがその後も奄美大島で仲良く暮らしているかもしれない、という含みを持たせて終わっている。 きっと、寅さんは今、リリーさんと一緒に奄美大島で仲良く暮らしているものと思います。 今日は、「男はつらいよ」シリーズの全48作について、以下に一覧表で整理しておきます。 上段が、作品No.、映画の公開年月、映画の題名。 下段が、マドンナを演じた女優名、()内はマドンナの役柄と名前、ロケ地。 第1作 1969/8 「男はつらいよ」 光本幸子(御前様の娘 冬子) 京都府、奈良県 第2作 1969/11 「続・男はつらいよ」 佐藤オリエ(チェロ奏者 夏子) 京都府、三重県(拓植) 第3作 1970/1 「男はつらいよ・フーテンの寅」 新珠三千代(旅館の女将 志津) 三重県(湯の山温泉)、鹿児島県(種子島) 第4作 1970/2 「新・男はつらいよ」 栗原小巻 (幼稚園の先生 春子) 名古屋市 第5作 1970/8 「男はつらいよ 望郷篇」 長山藍子(美容師 節子) 千葉県(浦安市)、北海道(札幌市、小樽市) 第6作 1971/1 「〃 純情篇」 若尾文子 (主婦 夕子) 長崎県(長崎市、福江島)、静岡県(浜名湖) 第7作 1971/4 「〃 奮闘篇」 榊原るみ (知的障害を持つ少女 花子) 新潟県(越後広瀬)、沼津市、青森県(鰺ヶ沢町、弘前市) 第8作 1971/12 「〃 寅次郎恋歌」 池内淳子(喫茶店経営 貴子) 岡山県(備中高梁) 第9作 1972/8 「〃 柴又慕情」 吉永小百合 (OL 歌子) 金沢市、福井県(東尋坊) 第10作 1972/12 「〃 寅次郎夢枕」 八千草薫(美容院経営 千代) 山梨県(甲府市)、長野県(奈良井) 第11作 1973/8 「〃 寅次郎忘れな草」 浅丘ルリ子(旅回りのキャバレー歌手 リリー) 北海道(網走) 第12作 1973/12 「〃 私の寅さん」 岸惠子 (画家 りつ子) 熊本県(天草、阿蘇)、大分県(別府) 第13作 1974/8 「〃 寅次郎恋やつれ」 吉永小百合 (OL 歌子) 島根県(津和野、温泉津) 第14作 1974/12 「〃 寅次郎子守唄」 十朱幸代(看護師 京子) 佐賀県(唐津市)、群馬県(磯部温泉)、埼玉県 第15作 1975/8 「〃 寅次郎相合傘」 浅丘ルリ子 (旅回りのキャバレー歌手 リリー) 青森市、函館市、長万部町、札幌市、小樽市 第16作 1975/12 「〃 葛飾立志篇」 樫山文枝 (大学の考古学研究所助手 礼子) 山形県(寒河江市)、静岡県 第17作 1976/7 「〃 寅次郎夕焼け小焼け」 太地喜和子(芸者 ぼたん) 兵庫県(龍野市) 第18作 1976/12 「〃 寅次郎純情詩集」 京マチ子(病気療養中の未亡人 綾) 長野県(別所温泉)、新潟県(六日町) 第19作 1977/8 「〃 寅次郎と殿様」 真野響子 (運送会社勤務 鞠子) 愛媛県(大洲市) 第20作 1977/12 「〃 寅次郎頑張れ!」 藤村志保 (土産物屋経営 藤子) 長崎県(平戸島) 第21作 1978/8 「〃 寅次郎わが道をゆく」 木の実ナナ(歌劇団のスター 奈々子) 熊本県(田の原温泉) 第22作 1978/12 「〃 噂の寅次郎」 大原麗子(団子屋手伝い 早苗) 長野県(木曽福島)、静岡県(大井川) 第23作 1979/8 「〃 翔んでる寅次郎」 桃井かおり(お嬢様 ひとみ) 北海道(支笏湖) 第24作 1979/12 「〃 寅次郎春の夢」 香川京子 (翻訳業 圭子) 和歌山県、京都府、アメリカ合衆国(アリゾナ州) 第25作 1980/8 「〃 寅次郎ハイビスカスの花」 浅丘ルリ子 (旅回りのキャバレー歌手 リリー) 沖縄県、長野県(軽井沢) 第26作 1980/12 「〃 寅次郎かもめ歌」 伊藤蘭 (女子工員 すみれ) 北海道(奥尻島・江差町)、徳島県 第27作 1981/8 「〃 浪花の恋の寅次郎」 松坂慶子(芸者 ふみ) 大阪府、瀬戸内、対馬 第28作 1981/12 「〃 寅次郎紙風船」 音無美紀子(寅のテキヤ仲間の妻 光枝) 福岡県(秋月)、大分県(夜明)、静岡県(焼津市) 第29作 1982/8 「〃 寅次郎あじさいの恋」 いしだあゆみ(陶芸家の家政婦 かがり) 京都府(京都市、伊根)、信濃大町、鎌倉市、彦根市 第30作 1982/12 「〃 花も嵐も寅次郎」 田中裕子 (デパート勤務 蛍子) 大分県(湯平温泉、別府鉄輪温泉、湯布院) 第31作 1983/8 「〃 旅と女と寅次郎」 都はるみ (超大物演歌歌手 はるみ) 佐渡市、新潟市、北海道(支笏湖) 第32作 1983/12 「〃 口笛を吹く寅次郎」 竹下景子 (寺の娘 朋子) 岡山県(備中高梁)、広島県(因島) 第33作 1984/8 「〃 夜霧にむせぶ寅次郎」 中原理恵(フーテンの理容師 風子) 岩手県(盛岡市)、北海道(釧路市、根室市、中標津町、養老牛温泉) 第34作 1984/12 「〃 寅次郎真実一路」 大原麗子 (主婦 ふじ子) 鹿児島県(枕崎市・指宿市)、茨城県(牛久沼) 第35作 1985/8 「〃 寅次郎恋愛塾」 樋口可南子 (写植オペレーター 若菜) 長崎県(上五島)、天草市、秋田県(鹿角市) 第36作 1985/12 「〃 柴又より愛をこめて」 栗原小巻(小学校の先生 真知子) 下田、式根島、浜名湖、会津若松市 第37作 1986/12 「〃 幸福の青い鳥」 志穂美悦子(旅館のコンパニオン 美保) 福岡県(筑豊)、萩市(山口県) 第38作 1987/8 「〃 知床慕情」 竹下景子(獣医の娘 りん子) 北海道(斜里町) 第39作 1987/12 「〃 寅次郎物語」 秋吉久美子(化粧品メーカーの美容部員 隆子) 奈良県(吉野)、和歌山県、三重県(志摩市、伊勢市二見町) 第40作 1988/12 「〃 寅次郎サラダ記念日」 三田佳子 (女医 真知子) 長野県(小諸市、松本市)、長崎県(島原市) 第41作 1989/8 「〃 寅次郎心の旅路」 竹下景子(ウィーンの日本人ガイド 久美子) オーストリア(ウィーン)、松島、石川県 第42作 1989/12 「〃 ぼくの伯父さん」 檀ふみ(泉の叔母 寿子) 佐賀県(佐賀市、古湯温泉、吉野ヶ里)、茨城県(袋田) 第43作 1990/12 「〃 寅次郎の休日」 後藤久美子 (高校生 泉) 大分県(日田市)、名古屋市 第44作 1991/12 「〃 寅次郎の告白」 吉田日出子(料理屋の女将 聖子) 鳥取県、岐阜(奥恵那峡・蛭川) 第45作 1992/12 「〃 寅次郎の青春」 風吹ジュン(理髪店経営 蝶子) 宮崎県(油津)、岐阜県(下呂温泉) 第46作 1993/12 「〃 寅次郎の縁談」 松坂慶子 (料理屋勤務 葉子) 香川県(琴平・志々島・高見島)、栃木県(烏山) 第47作 1994/12 「〃 拝啓車寅次郎様」 かたせ梨乃(アマチュアカメラマン・主婦 典子) 新潟県(上越市)、滋賀県(長浜)、鎌倉市、長崎県(雲仙) 第48作 1995/12 「〃 寅次郎紅の花」 浅丘ルリ子 (旅回りのキャバレー歌手 リリー) 鹿児島県(奄美大島)、岡山県(滝尾・津山)、神戸市 最後に、『男はつらいよ』主題歌で締めくくります。 星野哲郎(作詞)、山本直純(作曲)、渥美清(唄) 「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。 帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎 人呼んでフーテンの寅と発します」 どうせ俺らはやくざな兄貴 わかっちゃいるんだ妹よ いつかお前の喜ぶような 偉い兄貴になりたくて 奮闘努力の甲斐も無く 今日も涙の今日も涙の陽が落ちる 陽が落ちる どぶに落ちても根のある奴は いつかは蓮の花と咲く 意地は張っても心の中じゃ 泣いているんだ兄ちゃんは 目方で男が売れるなら こんな苦労もこんな苦労もかけまいに かけまいに |
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