|
子供たちも今日から夏休みが始まり、梅雨明けもすぐそこに来ている。これからは、高湿のうだる暑さが続く。 この日本特有の暑さを吹き飛ばそう!とばかりに、日本各地では地域に根付いたさまざまな行事が行なわれる。 そこで、清涼感を求め、日本各地の夏の風物詩を訪ねてみたい。 ○夏の夜空に響き渡る花火…東京・隅田川 夏の風物詩としてすっかり定着し、毎年全国各地で催されている花火大会。その始まりは享保18(1733)年5月28日(旧暦)、8代将軍徳川吉宗が、前年の大飢饉とコレラの流行による死者の霊を弔うため、隅田川の両国橋近辺で行った施餓鬼の供養だった。悪霊払いを祈願して打ち上げられた花火の美しさが江戸庶民に好評で、納涼船の解禁日である川開きの5月28日に毎年花火が打ち上げられるようになった。 この流れをくむ現在の隅田川花火大会は、毎年7月の最終土曜に行われ、100万近い人で込み合う。 (出所:産経新聞) ○夏っ 東京湾「納涼船」が運行スタート 梅雨の晴れ間となった7月1日、東京湾では夏の風物詩「東京湾納涼船」が運行を開始。乗船客はビールなどで乾杯し、東京湾の夜を楽しんだ。 昼間の蒸し暑さが消えた午後7時15分に、竹芝客船ターミナルを出発。約400人を乗せ、レインボーブリッジや大型観覧車など東京の夜景スポットを巡航し、乗船客はビールで乾杯するなどして東京湾の夜を楽しんだ=写真。 納涼船は9月23日まで連日運航する。 ○短冊に風を受け、涼と故郷を感じる風鈴・・・川崎大師 神奈川県川崎市の川崎大師では、毎年恒例の「風鈴市」が7月17日に始まり、21日まで開かれる。 北は北海道から南は沖縄まで、全国47都道府県より集まった、約820種類、28,000個の風鈴が涼やかな音色を鳴り響きかせている。 ○色とりどりの朝顔の鉢植えが並ぶ入谷朝顔市・・・東京・台東区 日本最大の朝顔市は、江戸末期から続く江戸情緒豊かな夏の風物詩である。 入谷(いりや)鬼子母神の境内と周辺の言問通り沿いを埋める清清しい朝顔の鉢植えは、下町情緒色濃い。 交通:東京メトロ入谷駅から徒歩1分 開催期間:2008.07.18(金)〜07.20(日) ○車内で乾杯!ビール電車…愛知・豊橋 愛知県豊橋市の夏の風物詩「納涼ビール電車」。 ビール電車は、同市中心部を運行している路面電車1両の車内をちょうちんや風鈴で飾り、ビアガーデンの雰囲気を演出した特別車両。座席シートの中央に長テーブルを置いておつまみ弁当をつつきながら生ビールが飲め、カラオケも歌えるようにしてある。 運行期間は、6月14日から8月31日まで。毎日午後6時と8時に豊橋駅前を出発、運動公園前駅までの往復9.4キロを1時間20分かけて運行する。 乗車は完全予約制で、料金はビール飲み放題で1人3000円。団体貸し切りは1車両8万円(定員28人)。 (出所:読売新聞) ○“夏祭り主役”金魚の出荷ピーク…奈良・大和郡山 夏祭りのシーズンを迎え、金魚の産地で知られる奈良県大和郡山市の郡山金魚卸売センターで、金魚の出荷がピークを迎えている。 同市は年間約7000万匹の金魚を販売。7〜8月末は、金魚すくい用の「コアカ」と呼ばれる和金を中心に競りが週1回行われている。今年は原油高騰の影響を受け、飼料が約2〜3割値上がったが、出荷価格は平年並みという。 7月16日は、ピチピチと金魚が元気よく泳ぐ木製の舟が競り場に流されると、業者が威勢のいい声で次々と競り落とし、約1時間で約25万匹の金魚が取引された。 神戸市兵庫区のペット店経営の宮本淳さん(42)は「色鮮やかで、沈んで泳ぐ元気な金魚をチェックする」といい、同センターの植村俊博理事長(67)は「金魚は暑さを癒やしてくれる。金魚を見て、ほっとする一時を」と話していた。 (出所:2008年7月17日付読売新聞) ○舞う大たいまつ 飛び散る火の粉・・・和歌山・那智の火祭 燃えさかる重さ50キロの大たいまつを抱え、石段を練り歩く「那智の火祭」が7月14日、和歌山県那智勝浦町の那智の滝周辺で行われた。 熊野那智大社の例大祭で「扇祭」ともいう。「ハリヤー、ハリヤー」のかけ声で、氏子らが12本の大たいまつを抱え、祭神に見立てた12基の扇神輿(みこし)(高さ6メートル)を参道まで出迎えた。 明治時代に同町出身者らが開拓した北海道・美瑛町でも、20年前から火祭が行われており、今年は熊野那智大社が現地に大たいまつ6本を贈った。北海道からも、関係者が訪れ、火の粉を浴びながら祭りに見入っていた。 (出所:読売新聞) ○鵜飼いの夏 開幕…愛媛・肱川 愛媛県大洲市・肱川肱川の夏の風物詩、鵜飼い。 開幕した6月1日に訪れた観光客ら約400人は、鵜を操ってアユをとらえる鵜匠の巧みな綱さばきに見入った。 午後6時半、36隻の屋形船が川を下りはじめ、乗り込んだ観光客は涼しい川風に吹かれて船上でアユ料理を堪能。辺りが闇に包まれた午後8時、赤々とかがり火をたいた鵜船が登場した。 3人の鵜匠が鵜綱を巧みに操って15羽を清流に潜らせ、水面に上がってきた鵜の口をあけ、のみ込んだアユを吐き出させて屋形船に投げ入れると、観光客からは大きな歓声と拍手が起きた。 鵜飼いは9月20日まで行なわれ、同市観光協会は期間中、1万2000人の人出を見込んでいる。 (出所:読売新聞) ○丸亀うちわ製作最盛期迎え大汗…香川・丸亀 うちわの全国生産量の9割を占める香川県丸亀市で特産「丸亀うちわ」の製作が最盛期を迎え、県伝統工芸士・早川喜美子さん(88)方の作業場では、出荷を待つ竹製のうちわがずらりと並んでいる=写真。 江戸時代から続く丸亀うちわは、国の伝統的工芸品指定を受け、1950年代に年間約1億2000本を生産。エアコンの普及などで一時は半数近くまで落ち込んだが、近年は素朴さが見直され、市内で約50業者が約1億本を作るまでに復活した。 早川さんは、職人4人とともに作業。竹骨に丹念に紙を張って自然乾燥させ、1日に600〜1000本を仕上げるといい、「使う人の気持ちを考えながら作っています」と話している。 (出所:2008年7月13日付読売新聞) ○ほおずき市・・・千葉・市川 私の住む千葉県市川市では、今日と明日の2日間、「ほおずき市」が開かれる。 会場は、市街地の中に史跡が多くある真間地区の手児奈霊堂(市川市真間4-5-21、JR総武線市川駅/京成電鉄市川真間駅から徒歩13分)。 霊堂の境内には、ほおずきの鉢が並び、あざやかに色づきはじめたほおずきと風鈴を眺めながら、いなせな売り子の立ち姿が長い伝統を感じさせてくれる。夜店、演芸やお囃子など数多くの催しも賑やかに繰り広げられる。 あわせて近くの真間川で行なわれる灯籠流しは、遠く先祖の霊を供養するため灯籠(千個)を浮かべ、その水に揺らめく明かりは万葉の素朴な儀式を思わせる。 写真は、『ほおずき市にて』(2006年度市川市観光写真コンクールに入賞した山崎英夫さんの作品) |
| << 前記事(2008/07/15) | トップへ | 後記事(2008/07/21)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/07/15) | トップへ | 後記事(2008/07/21)>> |